旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」6月号
17/32

15愛の軌跡 マリー・ローランサン展開催中~6月18日(日)DATA□営10時~20時(企画・常設展示室への最終入場は19時30分まで)□休第2・第4月曜(祝日の場合は翌日)観覧料/コレクション展400円、マリー・ローランサン展1,200円※発売箇所についてはお問い合わせください。☎095(833)2110長崎駅前から路面電車で約6分の「出島」電停下車、電停から徒歩約3分vol.マリー・ローランサン(1883-1956)は、二つの世界大戦を経験した激動の時代を生き抜く中で、独自の詩情豊かな世界を確立。この展覧会では、油彩から版画、装飾関係の仕事まで約100点の作品と資料で、初期から晩年までの画業をたどる。ホセ・グティエレス・ソラーナ(1886~1945)、1930年の作品。ソラーナは20世紀前半のスペインを代表する画家。スペイン・バロックの巨匠バルデス・レアルやゴヤの系譜に連なる、グロテスクで幻想的な作品を描いた。この作品は、白塗りの顔に奇抜な衣装をつけた「道化師」の「蝋人形」が描かれ、その二重に異化された姿はグロテスクな緊張に満ち、見る者を不安にさせつつ魅了する。常設展示室に展示(~8月13日)。《三人の若い女》1953年頃 マリー・ローランサン美術館蔵東洋有数のスペイン美術コレクション2《軽業師たち》長崎県美術館ミュージアム ナビ長崎県長崎市Museum Navi 長崎ゆかりの美術とスペイン美術を柱に約6、500点の作品を収蔵する長崎県美術館は、海に面した長崎水辺の森公園の一角にあり、毎晩8時まで市民や旅人を広く迎え入れてくれる。 明治期以降の地元出身作家の作品や、長崎をテーマとした絵画や彫刻、現代美術、写真など幅広いジャンルの作品は、まさにこの美術館ならでは。 さらに際立った特色がスペイン美術で、「須磨コレクション」(※)と呼ばれる個人の旧蔵品を母体に、ピカソやダリ、タピエスまで、その内容はアジア有数の規模を誇る。またスペイン国立プラド美術館グッズを国内で唯一取り扱うなど、充実したミュージアムショップをのぞいてみるのも楽しい。長崎県美術館長崎駅長崎県庁長崎港フェリーターミナル至諫早長崎本線市民病院前出島←※「須磨コレクション」…1941年〜1946年に特命全権公使としてスペインに赴任していた須磨彌吉郎が蒐集した、1、760点に及ぶ美術コレクション。現在500点を長崎県美術館が収蔵。

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る