旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」6月号
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1237456172月に完成した新館「山照 別邸」に泊まる1日目やまてらす 九州の高原リゾートの元祖、雲仙。島原半島の中央、標高700mの高地に個性の強い温泉が湧き、周囲を1、000m級の峰々が囲む。山の中なのに、展望所から見渡せば海もすぐ間近、そんなロケーションが雲仙の魅力だ。 温泉宿は大小20軒ほどあるがその一つ「雲仙 福田屋」に今年、新館が誕生した。スタイリッシュな3階建てで、1階が厨房とダイニング、2階に客室7室、3階にはパノラマ露天風呂とカフェがある。客室はデザイナーズホテルのように全室造りが異なり、ツインベッドと快適な露天風呂付き。充実したミニバーや静かなテラスが、滞在時間を豊かにする。 そんな居心地の良い部屋でも白濁の硫黄泉を楽しめるが、パノラマ露天にも足を運ぶ。ここは時間によって風情が異なり、日中は爽快な開放感に、早朝や夕暮れ時は幻想的な風景に包まれるのだ。 食事もまた魅力的で、おすすめは「鉄板焼 桜橋」。全国的に注目されている長崎和牛をはじめ、有明海や近海の魚介類のグリルを、会席のメインとして味わうことができる。目を見張るのが、雲仙産の野菜の数々。料理長自ら有機農家を訪れ、旬野菜のほか岩崎ネギ、雲仙赤紫大根など珍しい在来種を仕入れ、前菜にしたり、低温の鉄板で焼き上げたり、素材からレシピを考え提供してくれる。ここでしか味わえない内容なのだ。■福田屋の新館「山照 別邸」のエントランス。チェックインは館内でつながっている本館のフロントで行う。■■新館でもっとも広い客室「福」の客室と露天風呂。湯船があるテラスにはデッキチェアも置かれ、さらに内湯も備わる。■「鉄板焼 桜橋」でいただく夕食の一例。手前の大きな3皿の料理はすべて目の前の鉄板でグリルした肉・野菜・魚介類。■新館の1階ロビー。奥に鉄板焼 桜橋と全室個室の「鍋団欒」がある。■ほぼ毎日、自ら鉄板の前でメイン料理を仕上げていく料理長の草野玲さん。■夜も、落ち着いた雰囲気と静かなBGMに癒やされる新館客室フロア。1234567あきら

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