旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」6月号
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597865■左足で蹴ろくろを回し、静かにリズムをとりながら作陶をする山田さん。沖縄の土を使っている。■工房の奥にギャラリーがある。山田さんがチョコミントと呼ぶ3色のカップは一つ1,900円。緑の小皿1,700円。奥の小皿2,500円。ティーポット9,000円。(税別)■初期の作品。さまざまな飾り方ができそうなオブジェ。非売品。■「ツチノイヌ」たち。芝生に並べて置くと、今にも動き出しそう。■ユニークだが昔からこんな形のシーサーも作られていたと資料写真を見せていただいた。二つとも手のひらに乗るサイズで2,600円。 やちむんとは、沖縄の方言でやきもののこと。琉球王国時代から続く伝統民芸だ。山田義力さんのやちむんは、それとはちょっと違う印象を受ける。 沖縄県立芸大の教授で読谷山窯の高名な陶芸家・大嶺實清氏との出会いが、人生を方向付けた。大嶺氏が研究する八重山のパナリ焼を知り、その土器の肌合いに心をつかまれ、のめり込んだ。大嶺氏の工房を手伝いながら大学院へ進み、卒業後は氏の工房へ。3年ほどたった頃、自分自身の表現を求めて自宅に工房を構えた。30歳の時だった。 「自分にどこまで可能性があるのか。自分自身を楽しみ、問いながら作っています」と、土器の造形からふだん使いの器まで制作する。山田さんの作品の持つ独特の存在感と楽しさに、老若男女問わず愛用者が増えている。次はどんな遊び心あるやちむんに出会えるのか、楽しみだ。やちむん山田 義力さんYoshiriki Yamadaここで会えるうるま市川崎151 ☎098(972)6990訪ねる際は事前に連絡を。◉取扱店「GARB DOMINGO」 那覇市壺屋1-6-3 ☎098(988)0244□営9時30分~13時/15時~19時 □休水・木曜工房「陶房 土火人」つちびとおおみねじっせいよみたんざんがま56789老いも若きも惹かれる山田ワールドの風合い

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