旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」4月号
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4578136217最果ての別荘へ1日目■メインの肉料理は鹿児島県産黒毛和牛を使った内もも肉のポワレ。■屋久島近海で捕れるトビウオのお造りは、青魚なのに白身に近い上品な味わいが特徴。■露天風呂からも内湯からも東シナ海を見渡せる。男女共ほぼ同じつくり。■客室は、特別室2室を除きすべてツインタイプ。3名まで宿泊可。■山側客室からはモッチョム岳、耳岳などが目の前に。■いわゆる「美肌の湯」と呼ばれる、アルカリ度の強い単純温泉。■「JRホテル屋久島」。吹き抜けのロビーの周囲に全46室の客室が並んでいる。■フロントデスクでは、島内観光に関する相談にも対応。 25年前、世界自然遺産に登録された屋久杉の森。これからがまさにシーズンだ。とはいえ、縄文杉までは往復10時間。雨が多いのでシューズや雨具といった備えも必要で、初心者ならば事前にガイドを予約するなど、綿密な準備が不可欠。そんな本格的な山歩きよりも、のんびり過ごしたいという人には、絶景に囲まれた岬のホテルステイをおすすめしたい。 12年前にオープンした「JRホテル屋久島」は、宮之浦港から海沿いに南下すること1時間、尾之間という集落の岬にある。北側には原生林の山々が連なり、東西南の3方は海。しかも、花崗岩の隆起で誕生した島なので、海沿いはほぼ断崖絶壁。そんな地形なので、ホテルからは果てしなく広がる東シナ海を眼下に見渡すことができるのだ。 その絶景ぶりは露天風呂と大浴場でも体感できる。が、実は吸い込まれそうな紺碧の海原を眺めながら浸かる湯がまたいい。トロリとした湯に全身が優しく包まれる感覚で、肌触りが驚くほどぬるぬるしている。聞けばpH値9・7のアルカリ性単純温泉とのこと。思わぬ屋久島の恵みに出合った気分である。 夕食は、国内の有名ホテルで腕を磨いた料理長が作る、和洋折衷の創作コース。連泊しても飽きないよう2種のコースを毎日交互に提供しているとのこと。この日は、新鮮なトビウオのお造りや、パイ生地で覆われた黒豚軟骨の煮込みが、ご当地らしいおいしさで印象深かった。12345678おのあいだかこう

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