旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」6月号
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445231■7/15・16に催される「照國神社」の六月燈。色鮮やかな800の灯籠が灯され、夜店でにぎわう。花火も打ち上げられる。18時~21時。照國神社☎099(222)1820■境内の斉彬像。幕末の名君と名高く、藩主として活躍したわずか7年の間に藩の富国強兵に努め、集成館事業を興して近代化を進めた。■企業や商店から奉納された灯籠の数々。2mほどの高さに吊るす大きなものから、足元を照らす小さな灯籠まである。■六月燈の期間のみ登場する、お守りや縁起物。■権禰宜の福ケ迫元さん。*134写真 ⓒ照國神社 「ロッガッドー」。 その不思議な響きに誘われて、鹿児島を訪ねた。 地元の人がそう呼ぶ「六月灯」は、旧暦の6月(現在は新暦7月)、旧薩摩藩内(鹿児島県全域と宮崎県の一部)の神社や寺院で催される。開催日はそれぞれ異なり、7月いっぱい、毎晩のように各地で繰り広げられるのである。 今では夏祭りとして浸透している六月灯だが、その由来は諸説あるという。まず一般的なのが、島津家19代当主光久が上山寺新照院の観音堂を造立し参詣した際、たくさんの灯籠を寄進し、領民もそれに倣ったという説。ほかに人や牛馬の病気、田の害虫などが発生しやすいこの時期、集落の神様に油火を灯し悪疫退散を願った「お灯明上げ(オツメアゲ)」をルーツとする説も伝わる。 さらに県内最大といわれる六月灯の規模を誇る「照國神社」では、興味深い話をうかがった。12345みつひさろくがつどうしょういんじょうざんじしん島津家の祭りを今に伝える照國神社てるくに

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