旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」10月号
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21■■樺島町内で見つけたカフェ「デモッソ・ノット・キーノ」。デザートプレートは680円、デモッソブレンド480円。□営11時~18時 □休不定 ☎095(893)8355左から樺島町自治会長の浦晧さん、副会長の江口英雄さん、長采の山﨑猛さん。❶稽古は毎晩7時スタート。夜9時まで続く。❷大人の担ぎ手と共に子どもたちも毎日参加。❸いざ、太皷山を担ぎ上げる。以前、被災地支援のため交流をしていた福島県川内村から贈られた檜材で、今年太皷山を新調した。❻4人の子どもが担ぎ棒の上に立ち、勇壮に波に揺られるさまを再現。❺休憩で太鼓山を下ろす時も慎重に。❹「長采」の指示で太鼓山が動く。踊町を知る 澄みきった秋空に、笛と太皷のシャギリ(お囃子)が響き渡る。この音を聞くと、長崎人は仕事どころではなくなってしまう。 くんち初日の朝7時。大勢の観客で埋め尽くされた諏訪神社で各町の奉納踊が始まる。地元テレビ局は、一年に及ぶ各町の稽古の成果を一斉に生中継。この日のために努力を重ねてきた町の人々の緊張感が伝わってくる。「7年に1度限りの責任ある大役ですから、気合の入り方が違います」と、今年の踊町、樺島町自治会長の浦晧さんの声にも力が入る。 踊町とは、踊りや演し物を奉納する町のことで、約50ほどあるうち毎年5〜7の町しか出られないため、出番は7年に1回となる。今年の踊町の目玉は何と言っても椛島町の「太皷山(コッコデショ)」。初参加は1799年。長崎市民が大好きな演し物の一つだ。右に左に大きく揺れながら登場する宝船=太皷山。「ホーライエー」の唄声に続く最大の見せ場は、1トンを超す山車を「コッコデショ」の掛け声に合わせて宙に放り上げ、片手で受け止めるシーンだ。何度見ても、感動で心が震える。 「担ぎ手みんなの息が合わなければ上がりません。呼吸と間、そして気合の入った声。動きとともに気迫を感じてもらいたい」。今年、町の演し物の総指揮者「長采」を務める山﨑猛さんは熱く語る。 史跡・出島を持つ出島町の演おどりちょう8月某日の練習風景マワレ!コッコデショトバセ!ホーライエーうらあきらだしだながさい12はやし市民総出のくんちは諏訪神社の秋季大祭

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