旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」1月号
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生命12■手前はジンベエザメ。熱帯から温帯の海に生息し全長20mにもなる。上奥はウバザメ。北九州市若松区の脇田沖で捕獲された標本。■北九州市小倉北区の到津の森公園にいたキリンの骨格。■3.3mもあるウシマンボウは標本として国内最大。■北九州市若松区で捕獲されたリュウグウノツカイ。まれにしか姿を現さないが世界中の海に分布しているそう。■美しくデザイン性のあるモルフォチョウの展示。■動物の標本の多くは動物園で亡くなった個体が使われる。(■はアースモール、ほか全て、生命の多様性館)。1263345157893462博物館の交流員・花岡さん。お気に入りの展示は「ウバザメです。見た目は怖いのに性格はおとなしいという、ギャップがかわいらしいです。他にもたくさん! 館内で聞いて ください(笑)」。■福岡県岡垣町の榎坂貝塚から出土した人骨。50歳くらいの女性で、たくさんの貝の腕輪をつけていることから、縄文時代のシャーマンと見られている。(テーマ館)■弥生時代の復元住居。北九州市小倉南区の長野小西田遺跡をモデルに生活風景を描いている。(探求館)■昭和33年10月20日、西鉄ライオンズと読売ジャイアンツの日本シリーズ第6戦があった1日、という細やかな設定で八幡製鐵所の社宅が再現されている。この年、西鉄は3連敗後に4連勝し、日本一となった。(探求館)798北九州と明治日本の産業革命遺産哺乳類、そして人間の時代へ 地域の歴史と文化に濃く深く触れることができるのが、地元博物館ならではの面白さ。現在、1階ギャラリー館で、特別展「世界遺産のまち 北九州と明治日本の産業革命遺産」が開かれている(2月113F2Fミュージアムショップこどもミュージアム東アジア交流コーナー休憩ルーム1F券売機ガイド館ギャラリー館アースモール生命の多様性館生命の多様性館自然発見館①地学現象②古生代③中生代④新生代エンバイラマ館テーマ館探求館文化学習園2134ぽけっとミュージアムぽけっとミュージアム 恐竜が絶滅した後は新生代と呼ばれる時代となり、現代もここに含まれる。展示は、北海道で見つかったナウマンゾウ、シベリアのマンモスの骨格などや、時を経て進化した哺乳類、魚類、鳥類、昆虫の標本へと進む。天井から宙を泳ぐようにつり下げられた魚たちは、ごく一部を除いて実物。巨大で個性的な姿には、いにしえの時代から続くいのちのつながりを感じられるかもしれない。 さらに3階には、北九州の自然や地域の歴史、文化を紹介するコーナーがある。1階の恐竜たちと比べれば人間の歴史ははるかに短いが、それでも地域の遺跡から見つかった縄文人の骨、ここで暮らしていたと思われる弥生人の生活が展示されているのは興味深い。また昭和30年代の社宅の情景など、大人が見入ってしまうような場面設定が加えられている。

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