旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」1月号
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2020靴で悩んだ四三は、ストックホルム・オリンピック大会で見た外国人選手のシューズをヒントに、東京の足袋店「ハリマヤ」とともにゴム底の足袋を開発。「金栗足袋」と呼ばれ、多くの日本人選手に支持された。文=船木麻由Text by Mayu Funaki Shiso Kanakuri 日本で最初にオリンピックに参加した、熊本県玉名郡和水町出身のマラソンランナー・金栗四三は、生涯に4回もの出場チャンスを得ながら選手としては思うような結果を出せず、失敗と挫折の繰り返しだった。 しかし、心からスポーツを愛し、その楽しさを知る彼は、 「箱根駅伝」や「福岡国際マラソン」の礎を築くなど 今日のマラソン界の発展に大きく貢献。 「マラソンの父」と称されるその一生は、 笑いと涙で満ちていた。

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