旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」2月号
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12 豆田町には、御幸通りと上町通りの南北に連なる2本の通りと、東西に横切る石畳の路地がある。のんびり散歩して過ごすのにちょうど良い広さで、歩く人の顔も、時の流れも、穏やかに感じられた。 心地よいランチタイムを過ごそうと、「欧風懐石 秋子想」に立ち寄った。もとは文化10年(1813とき こ そうみ ゆきくさびうわ まち6751234■趣ある「秋子想」を支える、200年前の梁。■「水」のコース(2,500円/税別)。特典クーポンブックでソフトドリンクサービス。 ☎0973(23)5770■日本丸館3階からの豆田町の眺め。123■クンチョウ酒造のお酒。ひなまつりにピッタリな期間限定の微発泡純米にごり酒MOMO(1,080円/右)、通年販売の生にごり原酒薫長(1,250円)。■資料館に並ぶ昭和30年代まで使われていた酒造りの道具。■ショップ「薫長酒館」では試飲が人気。写真は専務で観光協会の会長も務める冨安さん。■「クンチョウ酒造」☎0973(22)3121 特典クーポンブックで、2,000円以上の買い物が5%引き。4567丁寧な味と穏やかな時を感じてひなまつり期間中、3月の第1~3土日は着物のレンタルと着付けサービスあり(2,000円/1人)。要予約。 ひた琇未会☎0973(23)3390対象パンフレットで日田ご宿泊の方にプレゼントされる特典クーポンブック。年)築の酒蔵で、今は地元の人に愛されるレストラン。柱には鉄の釘でなく楔とかすがいが使われ、補修は宮大工頼みだそう。手を入れながら大切に使われている空間で供される料理は、お箸で食べるフレンチ。一皿一皿、日田の食材が丁寧に扱われていた。 造り酒屋の「クンチョウ酒造」の酒蔵資料館もぜひ見学をと、「秋子想」で勧められた。上町通りを花月川方面へ歩くと、橋の手前に大きな三角の瓦屋根が。試飲でにぎわうショップを抜けると、江戸から明治にかけて建てられた酒蔵が5棟。今も現役で活躍中だ。築190年の蔵の2階が資料館で、急な階段を上ると、木製の道具類が淡い光を浴びて存在感を放っていた。ひなまつり期間中はこちらもひな人形の展示があり、無料で見学できるそうだ。 日が傾きかけた頃、再び日本丸館へ。3階の展望室は豆田の天守閣のようだった。山影にかかる靄、連れ立って飛ぶ千鳥、古い瓦屋根の続く風景に、しばらく見惚れた。ひとみもや

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