旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」4月号
13/32

11 「すっすっ、はっはっ」。学校で教わる2回吸って2回吐くマラソンの呼吸法は、大河ドラマ『いだてん』の主人公の一人・金栗四三が、往復12キロの駆け足登校から生み出した。その後日本人初のオリンピック選手となり、結果が出せなかった挫折を経て、指導者としてマラソンの普及に尽力。呼吸法は体育教育に導入され、全国へと広まった。生家のある玉名郡和水町、晩年暮らし金栗四三生家記念館大河ドラマ「いだてん」主人公の一人、金栗四三の生家が撮影に使用されたのは初めてだそう。玄関右手に“学校部屋”、中は広く土間や酒蔵がある。高校生以上300円、小・中学生200円□営9時~17時 □休なし ☎0968(34)3047金栗四三ミュージアムユニフォームや、箱根駅伝創設に関する資料も。週末は生家への無料バスも。高校生以上600円、小・中学生300円 □営9時~17時(入館は30分前まで) □休 なし ☎0968(34)4300 いだてん 大河ドラマ館■主人公のパネルとBGMに気分が盛り上がる。■ドラマの世界を体感し、四三さんの人生に触れる。高校生以上600円、小・中学生300円。  □営9時~17時(入館は30分前まで) □休なし ☎0570(06)5588341234四三さんの心と人生に触れるた玉名市を訪ねた。関連施設で話を聞くと誰もが「四三さんは…」と笑顔で語る。ここでも親しみを込め、そう呼ばせていただきたい。 「玉名市立歴史博物館こころピア」の村上晶子さんは、2000年から四三さんの資料に携わっている。「家族とやりとりした手紙や写真などご自身で大事に残されており、資料は700点ほど。確認していると人柄がよく分かります」。日頃は物静かだったが、ひとたびマラソンやスポーツの話になると周囲がくたびれるほど熱弁をふるったそうだ。女子教育にも力を入れた。「ヨーロッパで女性がスポーツをする姿を見て、日本も女子体育が必要と考えられたそうです。今のスポーツ界の礎を築いた方」と村上さん。 「いだてん 大河ドラマ館」の体感シアターでは、四三さんゆかりの地を走っているような感覚に。和水町の「金栗四三ミュージアム」には国内予選会のトロフィーなど貴重な展示があり、「生家記念館」は当時の姿を今も残している。週末は、「いだてん 大河ドラマ館」と「金栗四三ミュージアム」間をシャトルバスが運行する。それはおよそ、旧制中学時代に四三さんが走って帰省した距離だ。なごみ現・玉名高校の後輩たちと四三さん。90代まで走っていた。(写真提供:こころピア)玉名市立歴史博物館こころピア■金栗足袋の試作品(左)と実際に使用された完成品(右)。■お話を伺った村上さん。金栗四三展は5月6日(月・振休)まで展示。無料。5月18日(土)~拡大し再開予定。一般300円、大学生200円、高校生以下無料。 □営9時~17時(入館は30分前まで)□休月曜(祝日の場合翌日)、年末年始 ☎0968(74)398912

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る