旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」4月号
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6789124531017梅園に囲まれた贅沢な一軒宿Day11日目■奥日田温泉うめひびきの別邸「鶯宿」。日田の有名左官、原田左研が手がけた、梅をイメージした紅色漆喰壁が印象的。■フロント横のラウンジ藤五郎。夜は梅酒バーに。■到着時にラウンジで供される梅ジュースと季節のお茶菓子。■■別邸内のスイートルーム。寝室からの絶景が素晴らしい。■本館の客室「南高」も人気のお部屋。■南高の全室に付いている信楽焼の客室露天風呂。お湯は天然温泉。■■■旬の野菜のほか、ヤマメやアユなどの川魚、大山クレソンを使ったしゃぶしゃぶなど、おいしい上に体にもやさしいメニューが並ぶ夕食例。 いち早く春の気配を感じさせてくれる梅の花が、今年は一段と早く、大山の里を彩った。 日田駅から、梅のまち・大山へは、熊本側へ延びる日田街道を10キロほど南下する。渓流・大山川沿いの国道から、梅林が広がる丘へ上がっていくと、一軒の温泉宿へ到着。「奥日田温泉うめひびき」だ。1年半前に全館リニューアルし、新たな宿泊棟も増築。以来、クチコミで人気が広がり、この宿に泊まることだけを目的に大山を訪れる人も少なくないという。 その理由の一つは、客室や温泉に入れば気が付く。渓谷美だ。ここはダイナミックな岩肌と木々に覆われた響渓谷に向き合う場所にあり、窓の外には常に絶景が広がっている。宿全体が景勝地なのである。 また、真新しい建物やインテリアも宿泊客を魅了する。漆喰壁、組子細工や和紙細工など、伝統的な素材や技術を集めた館内は、唯一無二のテイスト。とても日本的な部分と、最先端のモダンな雰囲気とが共存した、不思議な居心地の良さなのだ。渓谷に沿って横に延びる館内を歩いていると、あちこちで日田杉の家具や、遊び心のある梅のモチーフに出会うのも楽しい。 そして料理。美的感覚にすぐれた料理長による会席膳は、旬の野菜が上品かつ多彩に散りばめられ、目も舌も喜ぶ、とても満足度の高い内容なのだ。12345678910

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