旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」4月号
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123457689■長崎街道に面した柳町界隈。紺屋川と裏十間川に挟まれて発達し、九州五大銀行の一つであった旧古賀銀行や商家が立ち並んだ。■旧古賀銀行設立者、古賀善平の邸宅「旧古賀家」。■座敷ではひな祭り期間中、「投扇興」も再現。柳町周辺の七つの歴史的建造物の総称が佐賀市歴史民俗館。 入館無料(企画展除く) □営9時~17時 □休月曜(祝日の場合翌日)、祝日の翌日(土日除く) ☎0952(22)6849■蔵造りの旧三省銀行。■「織ものがたり」のアンテナショップ「さがしもの」が入った旧森永家の南蔵。■■■「さがしもの」店内。鍋島緞通をはじめ、伝統的な佐賀の工芸品を販売している。□営10時~17時30分 □休月曜、第2・4火曜 ☎0952(24)1560■「織ものがたり」の木下真さん(右)と「和紅茶専門店 紅葉」の岡本啓さん。ともに「柳町のれん会」のメンバー。 小倉と長崎を結ぶ長崎街道沿いに延びる、佐賀市柳町。 重厚な建物が点在するその歴史的な町並みを久しぶりに歩いて、おや?と思った。何だか風が心地よいのである。 一体どこから吹くのだろう、とさらに町を巡ると、二つの建物が目に留まった。旧森永家と旧久富家。どちらも2015年に佐賀市と民間がタッグを組んでリノベーションした家屋である。先に文化財として復元された旧古賀銀行や旧三省銀行、旧古賀家などとは異なり、そこでは現在、8軒のテナントが入居し活用している。それも業種も多彩な、実に個性豊かな顔ぶれなのである。 その一軒、旧森永家の鍋島緞通手織工房「織ものがたり」を訪ねた。かつて煙草を製造した広い敷地には居宅のほかに切妻屋根の北蔵があり、奥の裏十間川沿いには3階建ての南蔵が立つ。「織ものがたり」は、居宅と南蔵で工房とショップ「さがしもの」を営む。鍋島緞通といえば佐賀で生まれた日本で最も古い絨毯。その価値をもっと知ってもらおうと、制作の様子もあえて公開している。「伝統の職人技を見てもらい、気123456789だんつううらじゅっけんとうせんきょう長崎街道が走る柳町という界隈

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