旅のライブ情報誌 「Please(プリーズ)」5月号
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12345810911126715肥薩線でのんびりとDay11日目■人吉温泉「翠嵐楼」創業当時から変わらない門柱。■創業者川野廉氏は、輸送の役割が減っていた球磨川の舟で旅客を運ぶ新用途を提案。それが川下りの始まりに。■「翠嵐楼」命名者、当時の総理大臣桂太郎の直筆の書。■昭和期に掘られた2号源泉大浴場に備わる露天風呂。■夕食一例「料理長おすすめ会席」。ほかに鍋のコースなども。■SL人吉の車内で手に入る記念乗車証。■八代を過ぎると球磨川沿いを進む。窓からは常に川が見える。■一勝地駅では約10分間停車。地元産品の販売も。■車内限定販売の「86弁当(ハチロク)」1,200円。県産牛のハンバーグなど食べ応え満点。■誰でも利用可能な3号車の展望ラウンジより球磨川第一橋りょうを望む。■■SL関連グッズのギャラリーや図書コーナー「SL文庫」など、列車旅を盛り上げてくれる工夫が随所に。 列車で行く温泉旅の理想形といえば、SL人吉で行く人吉温泉だろう。1922年(大正11年)製造の8620形・58654号、通称「ハチロク」は国内最古の現役蒸気機関車。さらに今年の4月でSL人吉としての運行も10周年を迎えた。そんな円熟の重厚感ある走りを体感しつつ車窓と駅弁を楽しむ。落ち着いた車内デザインは、年代や国籍を問わず好評のようで、乗客の多くがあちこちで記念撮影に夢中だ。途中、一勝地駅での観光停車を経ると、ほどなく人吉駅へ到着した。 向かったのは人吉温泉発祥の宿「翠嵐楼」。今から約110年前、初代社長がここに源泉を掘って浴場を造ったのが、いわゆる温泉地・人吉の第一歩となったそう。現在でも当時の浴場は1号源泉として使われている。 そんな由緒ある宿は食事にもこだわりが。調理直前に収穫する自家菜園の野菜と、県産馬肉や天然川魚を使った彩り美しい会席料理は、目にも体にも栄養を与えてくれた。1238910124567すいらんろういっしょうち11

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